吉祥寺に2017年春にオープンをする『ココロヲ・動かす・映画館○』(通称:ココマルシアター)は今までにはない新感覚の映画館とあって熱い注目が集まっています。
コンセプトは『出会い』
いい作品との出会い・感動との出会い・人との出会いある場所
着々とオープン準備中です。吉祥寺の街並みにあう茶色を基調としたレトロアメリカン調の外観からも、今までにない映画館として期待が高まります。
映画館離れが加速している日本の切り札的象徴の場所として気軽に、より身近に楽しむための設備が大充実しています!
1月末から2月初旬には部分的なスペースのプレオープンが予定。2014年5月末に30年の歴史を持つ「吉祥寺バウスシアター」が惜しまれながら閉館されてから吉祥寺の映画ファンが待ち望んでいた新たなスタイルの映画館オープンまであとわずか!
今からワクワクが止まらないファンもたくさんいるほどなので、現段階で分かっている最新情報をご案内します!
1.ココロヲ・動かす・映画館○へ行くべき4つの理由
出典:公式サイト
2016年10月に閉館した「広島シネツイン」より、35mmフィルム用上映機器とデジタル上映方式のDCP(デジタルシネマパッケージ)を譲り受けて使用します。
座席がふっかふかで気持ちい
座席も広島シネツインで使用していた、座り心地が最高と言われるフランス・キネット社製の両肘掛け付きシートを採用。レトロアメリカンな外観にぴったりなふかふかの座席は、ゆったりと映画を楽しめそうですよね。
2階|カフェスペースで会話しながら映画鑑賞
2階部分はカフェスペース兼映画スクリーンを設置。1階のように椅子が横並びになっているのではなく、テーブルも設置されています。静かに映画を観るというよりは、隣の席の人とコミュニケーションを取りながら映画を楽しむスペースとなっています。
席の移動も自由に出来るようです。もっと気軽に映画を楽しめるように、カフェのようにふらっと入りやすいのも魅力の一つです。
3階|ヴァーチャルリアリティーシアターを楽しめる
3階建ての建物に3スクリーンあり、1階は約70席の一般的な映画館、2階は飲食を楽しみながら映画やライブを楽しめるスペースでこちらも約70席。カフェや図書館をイメージした落ち着いた雰囲気が特徴的です。
3階はVR(ヴァーチャル・リアリティ)シアターのほか映画に関連した展示やイベントを開催するスペースになる予定です。
愛情いっぱいの内装
実は内装工事は全て業者に依頼をするのではなく、なんと会社のスタッフが休日や仕事帰りに行っているとの事です。業者に依頼すればすぐに出来上がるけれど、一つずつ自分達で行う事によって愛情いっぱいの映画館でお客様をお迎えしたいという熱い思いが詰まっています。
オープンした時にはスタッフの皆さんが張り替えた壁や床もぜひチェックしたいですね!
2.新たな料金体系
2階スペースの料金体系はちょっと特殊。従来の映画館とは違って課金制。上映開始から最初の30分までは無料、1時間以内は800円、それ以降は1,500円となっています。
この料金体系の利点は、無料である30分の間に『この映画を観るべきかどうかをチョイスできる』ことと『普段自分ではチョイスしないジャンルを観れる』だと感じます。
他の映画館では観ることが出来ない映画は、前評判等も少ないので自分が観たい映画かどうかわからない不安もありますよね。この料金体系なら、お試し感覚で映画を観始めて自分の趣味と違うと思った時には観た分だけの支払いになるので、安心して新しいタイプの映画を楽しむことが出来ます。
3.ゲーム業界も参入している映画館
この映画館を手掛けている「ココロヲ・動かす・映画社○」はゲームのCG・プログラミング制作を行っている「デジタルワークスエンターテインメント」が母体の映画界では珍しいですよね。
総支配人いわく
『今までゲームの制作はしてきましたが、キャラクターの版権を使ったビジネスに到達するために、子供の頃からずっと観てきた映画を自分たちが制作して、世の中に出していきたいと思ったんです。グローバル企業としてのディズニーを目指して、2020年には、より大きなテーマパークを関東に作ろうと考えています』—引用:Facebook
と取材に答えています。Facebookで「いいね」をすると様々な情報やサービスが受けられるので要チェックです!公式Facebookはこちらから
4.今後も最新情報に期待!
先日解禁された情報にはお楽しみが盛り沢山。なんと、同社が手掛ける映画を5月以降に楽しむことが出来るのです。この映画は井の頭自然文化園で飼育されていて、国内最高齢の象の“はな子”のドキュメンタリーで、アニメと実写が混ぜ合わさっている作品。
3階のVRシアターで上映予定で、そのためにはな子のVRも計画中。もしかしたらヴァーチャルリアリティを通してはな子にバナナをあげたりできちゃうかもしれません!続々と新しいプロジェクトが進行しているので最新情報はまだまだいっぱい出て来そうですよ。
5.まとめ
コンセプトである「出会い」を大切に総支配人も「いい作品との出会い、感動の出会い、人との出会いがコンセプトです。映画を観た人がそのあとに映画に関して感想を話したい時があると思います。この映画館は来た人がみんな話せる環境を作ろうと考えています。定期的な感想会やここの劇場で何を上映したいかみんなで考える会、新人発掘の会など、いろいろな催しを開いていきます」と今後について語っています。
内装のお手伝いをしてくれるボランティアも募集中との事。ボランティアに参加すればより上映される映画に愛着がわきそうですね。
[ 店舗名 ] ココロヲ・動かす・映画館○(通称:ココマルシアター)
[ 店舗住所 ] 〒180-0004東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8-15
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